ひょうご・ネットワーク「木の道」

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木の道

この<Forest Now>のページでは、兵庫県の主な林産地や山の現状をご紹介しています。
また下記には毎年秋に開催している兵庫県の森と木造建築事例を巡る森林ツアーのリポートやご案内ページへのリンクを設けています。合わせてご覧下さい。

森林ツアー2007 南但馬

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森林ツアー2006 北播磨

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森林ツアー2005 篠山・丹波

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  兵庫県の主な林産地

ひょうご・ネットワーク「木の道」では兵庫県内の林産地を主に地理的条件から大きく4つに分類しています。
ただ、これらの分類は「木の道」独自のものであり、当該林産地及び行政や他団体での名称とは必ずしも一致しておりませんし、また木材の地域的な特徴を示しているものでもありません。ご了承下さい。

但馬

但馬材

但馬地方、主に丸山川流域の材。
写真は日本土地山林が所有する朝来市の山林。

但馬地図
宍粟

宍粟材

西播磨地方、主に揖保川流域・千種川流域の材。
写真は宍粟市(旧一宮町)にある丸正木材の原木置場。

宍粟地図
播磨

播磨材

中播磨及び北播磨地方、市川流域・加古川中流域の材。
写真は神河町(旧神崎町)にある神崎町森林組合の製材場。

播磨地図
丹波

丹波材

丹波地方、加古川上流域の材。
写真は丹波市にある丹波林産振興センターの原木市場。

丹波地図

  山の現状

美しい針葉樹の森

手入れの行き届いた美しい針葉樹の森。
でも、このような美しい杉や桧の林は年々少なくなって来ている、というのがいまの山の現状です。
杉や桧は建築などの用材として使えるようになるまで、最低でも50年の歳月が必要です。
その間、植林のための下拵えや下草刈り、枝打ちや間伐など、手を入れて行かなければなりません。
また、日本の森林は山地がほとんどですから、伐採後に木材を搬出するにも人手とお金が掛かります。

ところが高度経済成長期以降、安価な外国産木材の流入に圧倒され、国産木材の需要は年々減る一方。そうなると手入れのための十分な費用も捻出できず、山は放置されたにも等しい状態となって行きます。
人工樹林は人の手が入らなければ、密に植えられた木立の中で枝が生い茂って地表に日光が届かなくなり、木々の根元には下草も生えず表土は荒れて山の保水力が激減してしまいます。
そんな山が一旦、台風や豪雨に見舞われると、表土は流され、根が浅い若い木々は風に揺すられ倒れてしまいます。

左や下写真は2004年秋に兵庫県を襲った台風23号による風倒木の被害です。
何十年という年月をかけて育てた杉や桧もこうなってしまうと建築用材としては使いものになりません。
かと言って放置したままでは、さらに二次被害が生まれる事は明らかですが、山にお金が返らない現状では撤去して新たに植林を行う事もままならず、被害から2年を経た今でも放置されたままの山林がまだそこここに残っている、それが今の山の姿です。

風倒木被害1

このような山の現状を招いた根本には、戦後の林野行政の失敗や市場に対する山側の対応の遅さがあったとはいえ、それをいま、行政や山側だけの問題として解決する事は、不可能な所にまで来ています。
私たちにできる事。
それは住宅を建てるとき、単に木造とというのではなく兵庫県産材・国産木材を使った住まいづくりにこだわりを持っていただく事。また身近な森林から生まれた様々な木工製品を暮らしの中に取り入れる事。
一人一人の行為は、例え小さくとも、まずはそこから・・・それが兵庫県、広くは日本の山の姿を健全なものとし、自分たちの暮らす風土の未来を育む事に繋がって行きます。

関連サイト
三木山森林公園 木と暮らし>http://www.mikiyama.net/kura_01.html
正井建築舎 パッシブデザイン−木の家・山のこと−>http://www.kenchikusha.com/concept/wood.html
正井建築舎ブログ 風倒木>http://blog.kenchikusha.com/archives/50075642.html

写真提供:日本土地山林 正井建築舎

風倒木被害2 風倒木被害3

風倒木は一見良材に見えても倒れた際に内部に割れを抱えており、強度が必要な建築などの用材としては使えませんが、メンバー各社の中には、主に県など公共団体からの依頼により、風倒木を使った木材製品の開発製品化に努力している会社もあります。

製材品 木製パレット 丸棒擁壁

風倒木の製材とそれを使った災害時備品用の木製パレット
提供:東亜林業

丸棒護岸や擁壁への一部応用
提供:くがい林業


このような山の現状の中、私たち街側の人間(消費者サイド)が取らなければならないスタンスやその係わり方は明確とはいえ、そこまで大上段に構えず、まずは森に親しむ事が大切です。
人類は森から草原に出て脳の容積を大きくし進化したと言われていますが、やはり森は私たちの心のふるさと。
私たちのネットワークに限らず、森や山村でのイベント企画などが増えてきた昨今。まずはお近くの山や森へ足を運んで山の今の姿を見て下さい。
全てはそこからはじまり、と私たちは考えています。

右写真は兵庫県立三木山公園どんぐり谷に有志によって建てられたツリーハウス。

山の姿や山での出来事、また森林ツアー以外のイベント等についてはブログでお伝えしていますので、下記のブログも時々覗いてみて下さい。
Blog−ブログ・木の道−

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